土に触れると、服の快適さも少し違って見えてくる。

土に触れると、服の快適さも少し違って見えてくる。

先日、援農に行ってきました。

土に触れ、身体を動かし、日差しの下で過ごす時間は、
服の快適さを考えるうえで、とても正直な時間でもありました。

普段は街の中で服を考えることが多いのですが、
自然の中では、見た目よりも先に、身体がどう感じているかがはっきり出ます。

暑くないか。
動きにくくないか。
汗がこもらないか。
肌にまとわりつかないか。

そういうことは、机の上で考えているだけでは分かりません。

その日は、行き帰りはコルクサンダルで向かいました。
足もとを締めつけず、軽く出かけられる感覚があるので、
こういう少し自然に近い場所へ行く日にも、つい選びたくなります。

*靴下は麻製で試し履き中アイテム

現地では、作業用に長靴を貸していただきました。
土の上に立ち、身体を動かしていると、
街の中とはまた違う服の快適さが見えてきます。

服は、リヨセルと麻のスマートパンツ
少しざっくりとした綾織りで、風が通る感じのあるパンツです。

上には、ベンチレーションタンクを着て、その上にアイステックTシャツを重ねました。

実際に外で身体を動かしてみると、
いわゆる接触冷感のような“ひんやり感”だけでは、炎天下ではやはり限界があると感じます。

着た瞬間に少し涼しく感じることはあります。
でも、それが長い時間、身体を楽にしてくれるかというと、また別の話です。

むしろ大事なのは、
かいた汗を外に逃がせること。
熱がこもりにくいこと。
服の中に、空気が少し動く余地があること。

そういうことの方が、長い時間の快適さには効いてくるように思いました。

ベンチレーションタンクも、多少その役割を果たしていたと思います。
ただ同時に、もっとざっくりした編み地のもの、
もっと風を受け入れやすいタンクトップやTシャツがあってもいいな、と感じました。

涼しさというのは、
服そのものが冷たいかどうかだけではなく、
風をどう通すか。
熱をどう逃がすか。
湿気をどうためこまないか。

その設計の方が、実は大きいのかもしれません。

この日は少し雲もかかっていたので、
想像していたほど厳しい暑さではありませんでした。

それでも、自然の中で身体を動かしていると、
服に求めるものが、とてもはっきりしてきます。

きれいに見えること。
それももちろん大事です。

でも、暑さの中で無理をさせないこと。
動いたときに邪魔をしないこと。
汗をかいても、嫌な感じを残しにくいこと。

そういう“身体にとっての正直さ”が、
服には必要なのだと思います。

自然の中にいると、服は飾るためのものというより、
身体と環境のあいだにあるものだと感じます。

日差し、風、湿気、汗。

そのあいだで、少しでも人を楽にしてくれるもの。

ALLESTが目指したい快適さも、
きっとそういうものです。

機能を並べることよりも、
一日を過ごしたあとに、
「あの服、楽だったな」と思ってもらえること。

その感覚の積み重ねが、
本当の快適さにつながっていくのだと思っています。

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